PFAS除去に効く浄水器の選び方|JIS規格の見方と失敗しない「除去対象物質」の確認術
ニュースで「PFAS(ピーファス)」という言葉を聞かない日はありません。
私たちの飲み水は本当に大丈夫なのでしょうか?
「浄水器をつければ安心」と思われがちですが、実はどんな浄水器でもPFASを除去できるわけではありません。
本記事では、家庭の水を守るために絶対にチェックすべき「JIS規格」の読み方と、失敗しない浄水器の選び方を専門家が分かりやすく解説します。
すべての浄水器がPFASを除去できるわけではない
多くの家庭用浄水器は、塩素や濁りを取り除くことを主目的としています。
PFAS(PFOSおよびPFOA)は非常に微細な物質であり、これを除去するには特定の性能試験をクリアしている必要があります。
チェックすべきは「JIS S 3201」: 日本産業規格(JIS)において、浄水器の試験方法が定められています。
この試験項目の中に「PFOS及びPFOA」が含まれているかどうかが最大の分岐点です。
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浄水器の箱や説明書の「除去対象物質」の欄を確認してください。
以下の記載があれば、PFAS対策として有効です。
- 「PFOS及びPFOA」の記載があるもの : 2020年のJIS改正以降、試験項目に追加されました。
- 浄水器協会(JWPAS)の自主基準 : JIS規格だけでなく、浄水器協会が定める「JWPAS B.210」という基準に適合している製品も、高い除去性能が証明されています。
タイプ別・PFAS対策浄水器のメリット・デメリット
蛇口直結型
メリット:安価で取り付けが簡単。
デメリット:カートリッジが小さいため、交換頻度が高くなる。
据置型・アンダーシンク型
メリット:ろ材(活性炭)の量が多く、除去能力・寿命ともに高い。
デメリット:導入コストや設置スペースが必要。
ポット型
メリット:冷蔵庫で冷やせる。手軽。
デメリット:一度に浄水できる量が限られる。

忘れがちな「カートリッジ交換」の重要性
PFASを除去する活性炭には「寿命」があります。除去できる容量(L)を超えて使い続けると、一度吸着した物質が再び水に流れ出す「破過(はか)」という現象が起きる恐れがあります。
<アドバイス>
メーカー推奨の交換時期を必ず守り、少し早めに交換するのが最も安全な対策です。
まとめ
目に見えないPFASだからこそ、なんとなく選ぶのではなく「規格」という根拠で選ぶことが大切です。
正しい知識を持って、家族の健康と安心を守る水選びを始めましょう。









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