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家庭の消火器にPFOS・PFOAは入っている?消火器の種類と安全確認の方法

2026.03.29

「消火器にPFOS・PFOAが入っていると聞いた。家の消火器は大丈夫なの?」と心配している方へ。
結論:通常の家庭用消火器にはPFOS・PFOAは入っていません。
詳しく説明します。

消火器には2種類ある

消火器には大きく2種類あります。

種類 主な用途 PFOS・PFOA
住宅用消火器 家庭での初期消火 含まれていない
業務用消火器 事業所・工場など 一部の種類に含まれていたものがある

家庭で使われる消火器は「住宅用消火器」です。これにはPFOS・PFOAは含まれていません。

問題になっているのはどんな消火器?

PFOS・PFOAが問題になっているのは、主に以下の施設で使われる特殊な消火器・消火薬剤です。

  • 消防署・消防車(泡消火薬剤を使うもの)
  • 空港(航空機火災対応)
  • 石油コンビナート・製油所(油火災対応)
  • 軍の施設・基地(訓練・緊急時対応)

これらの施設では「泡消火薬剤」という特殊な薬剤を使います。石油などの油火災には水では消せないため、泡で覆って消火する方法が使われます。この泡消火薬剤の一部に、かつてPFOS・PFOAが含まれていたのです。

ホームセンターで売っている業務用消火器は?

「業務用消火器と聞いて不安になった」という方もいるかもしれません。
ホームセンターや家電量販店などで一般向けに販売されている業務用消火器の多くは「粉末消火器」です。これにはPFOS・PFOAは含まれていないため、心配する必要はありません。
PFOS・PFOAが含まれていたのは「機械泡消火器」と一部の「強化液(中性)消火器」です。これらは一般向けに販売されているものではなく、特殊な設備として使われるものです。

自分の消火器を確認する方法

「念のため確認したい」という場合は、消火器の本体に記載されている「型式番号」を確認してください。

  • 型式番号の見方については、日本消火器工業会のウェブサイトで確認できます

古い泡消火薬剤の交換は進んでいる

かつてPFOS・PFOAを含む泡消火薬剤を使っていた施設では、代替薬剤への交換が国主導で進められています。

  • 消防庁:各消防本部に交換を働きかけており、2019年末比で9割以上が交換済み。2026年度末までに交換完了の計画
  • 防衛省:PFOS含有泡消火薬剤を2024年9月末までに処分完了予定
  • 国土交通省(空港):国管理空港では2024年度中に交換完了予定

まとめ

  • 家庭の住宅用消火器にはPFOS・PFOAは入っていない
  • 問題になっているのは消防署・空港・石油コンビナートなどで使う泡消火薬剤
  • ホームセンターで売っている業務用消火器(粉末タイプ)も基本的に含まれていない
  • 心配な場合は消火器の型式番号で確認できる
  • 古い泡消火薬剤は国主導で交換が進んでいる
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