米FDA、食品包装用のPFAS耐油剤が米国市場から完全撤退と発表
米食品医薬品局(FDA)は、紙・板紙製の食品包装に耐油・耐水目的で使われてきたPFAS含有グリースプルーフ剤が、米国市場で販売されなくなったと発表しました。ファストフードの包み紙、電子レンジ用ポップコーン袋、テイクアウト容器、ペットフード袋などが対象で、FDAが2020年の市販後安全性評価を受けてメーカーから引き出した自主的な販売中止の約束が完了したものです。FDAはこれにより「認可された食品接触用途に由来するPFASの食事性曝露の主要な発生源が排除された」と説明。2025年1月には関連する35件の食品接触物質届出(FCN)の失効も官報で確定し、市場監視用の分析法整備も進めています。規制強制ではなく「評価→自主撤退→失効確定」という米国型の解決プロセスを示した、食品分野の節目となる発表です。
関連企業・団体:米FDA、食品包装メーカー、Chemours等の食品接触物質届出企業
国・地域:米国
影響分野:食品包装、食品安全、消費財
重要度:★★


























