吉備中央町、全国初の公費によるPFAS血液検査を開始
吉備中央町は、浄水場の高濃度PFAS問題を受け、希望する住民約800人を対象とした血液検査を開始しました。環境省によると公費でのPFAS血液検査は全国初です。PFAS血中濃度に加え、脂質・肝機能・貧血・甲状腺ホルモンの計5項目を検査し、岡山大学などが解析。町は5年後にも同様の検査を行い、健康影響を長期的にフォローアップする方針を示しました。それまで血中調査は多摩や沖縄、大阪などで住民の自主検査として行われてきましたが、自治体が公費で実施し大学が疫学解析する枠組みへ進んだことで、「汚染判明後に行政が住民の健康をどう見守るか」の先例が生まれました。国が血中濃度の基準や検査の指針を持たないなかでの自治体の決断であり、国の制度整備を促す試金石となっています。
関連企業・団体:吉備中央町、岡山大学、環境省
国・地域:日本
影響分野:健康調査、血中濃度、自治体行政
重要度:★★★























