吉備中央町の血液検査結果公表 受検者の87%が米国の血中指標を超過
吉備中央町は、2024年11〜12月に住民ら709人へ実施した全国初の公費血液検査の結果を公表しました。PFAS7種の血中合計濃度は平均151.5ng/mLで、米国学術機関が健康リスク上昇の目安とする20ng/mLの約7.6倍。受検者の87.4%がこの指標を超え、PFOAは最大718.8ng/mL、平均135.6ng/mLに達しました。解析を担う岡山大学の頼藤貴志教授は「一般集団と比べて高い」とコメントし、町は全員への結果通知、住民説明会の開催、5年後の追跡検査、血中濃度と健康状態の因果関係の分析を進めるとしています。国内に血中濃度の公的基準がないなかで、町長は「国が指針を出してほしい」と訴えており、高濃度曝露地域の健康フォローアップという未整備の政策課題を国に突きつけた結果公表となりました。
関連企業・団体:吉備中央町、岡山大学(頼藤貴志教授)、京都大学(原田浩二准教授)
国・地域:日本
影響分野:健康調査、血中濃度、疫学
重要度:★★★
























