米EPA、PFOAの生涯健康勧告値を0.004pptへ 従来の1万分の1以下に
米EPAは、飲料水中のPFOA・PFOSに関する生涯健康勧告値(Health Advisory)を暫定更新し、PFOAを0.004ppt、PFOSを0.02pptとしました。2016年に設定した70pptから、PFOAで1万分の1以下という劇的な引き下げで、免疫系・心血管系・発達への影響や発がん性に関する新たな知見が、健康影響の生じうる濃度が従来の理解よりはるかに低いことを示したためです。同時にGenXに10ppt、PFBSに2,000pptの最終勧告値も設定。勧告値は法的拘束力を持たず、現行の分析技術では検出すら不可能な水準であることから科学界でも議論を呼びましたが、「安全といえる閾値は事実上存在しない」というEPAの立場を鮮明にし、2023年の規制案(4ppt)と2024年最終規則へ直結する橋渡しとなった重要文書です。
関連企業・団体:米EPA
国・地域:米国
影響分野:飲料水、リスク評価、水道
重要度:★★























