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2026.08.26

米司法審査委員会、消防士用防護服のPFAS訴訟を新たな広域係属訴訟(MDL)に集約

米国司法審査委員会(JPML)は、PFASを含むとされる消防士用防護服をめぐる複数の集団訴訟を、新たな広域係属訴訟(MDL)として米ミネソタ州連邦地裁に集約しました。対象は水成膜泡消火剤(AFFF)訴訟とは別の、防護服の販売・表示・製造物責任などを争う訴訟群です。

MDLは共通する事実関係を持つ複数訴訟の証拠開示や審理前手続きを一つの裁判所で進める仕組みです。集約自体はPFASの健康影響や企業責任を確定する判決ではありませんが、防護服メーカー、素材メーカー、消防組織にまたがる争点が一つの訴訟手続きで整理される段階に入ったことを示します。

PFAS Solutions+の見方

今回の決定は「PFASを含む消火泡」だけでなく、「消防士が着用する防護服」という製品自体の表示、設計、曝露管理が独立した訴訟分野になりつつある点が重要です。ただし、MDLへの集約は原告の主張が認められたことを意味しません。今後は、対象製品、PFASの種類・含有状況、曝露経路、健康影響との因果関係、各企業の説明責任が個別に検討されます。

関連企業・団体:米国司法審査委員会(JPML)、消防士・消防組織、防護服メーカー、PFAS素材メーカー

国・地域:米国(ミネソタ州連邦地裁)

金額・費用影響:現時点で確定した和解額・損害額なし。訴訟対応、製品調査、代替防護服への切替費用に影響する可能性

影響分野:消防・労働安全、製造物責任、化学物質管理、訴訟

重要度:★★

出典:https://dockets.justia.com/docket/multi-district/jpml/MDL%20No.%203191/1755908

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